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【クマ活】ヒグマを街に近づけないよう草刈りを行いました!(2022年5月)

2022.5.19

お知らせ

ヒグマとの共存を目指す「クマ活」では、ヒグマが街に入ってこないように草刈りをしています!

2022年も5月15日と16日の二日間にかけて、知床ウトロ地区の草刈りを行いました!

草刈りに参加する方には、前日5月14日にお集まりいただき、クマ活レクチャーにも参加いただきました。知床におけるクマ問題や、クマ活の詳細についてレクチャーを聞きます。参加者同士が交流できるようなオリエンテーションも行い、皆さんがそれぞれの場所から、それぞれの想いをもって参加されていることを知ることができました。

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インフォメーションをするクマ活実行隊長 村上
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参加者は総勢40名ほど。

この二日間はKIKI知床の正面玄関からすぐ、夕陽台の湯から知床夕陽のあたる家にかけて広がる笹薮を刈りました。この場所は、2019年6月にヒグマが実際に潜み、駆除された場所でもあります。
また、2020年、最初のクマ活で草刈りに取り組んだ場所でもあるのです。

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知床ウトロ地区の地図。赤で囲った場所が今回の草刈りポイント。(GoogleMAP引用)

草刈り前は腰~胸の高さほどあった笹を、ひざ下まで刈っていきます。

足元が悪いため、また、育ちの良い笹は器械では切りづらいため、クマ活の草刈りでは草刈り機などの使用せず刈り込みばさみで作業します。
手元を確認しながら作業することができるので、笹薮の中にある稚樹(木の赤ちゃん)は切らないように気を付けて進んでいきます。

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草刈り中には、大量のごみも…。回収するととても多くのごみが、笹薮の中にあることが分かります。このような人の出すごみも、その匂いや味でヒグマを引き寄せてしまう原因となってしまいます。

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時々休憩をはさみながらも、2時間ほど黙々と作業し草刈りは終了。終わって顔をあげてみると、草刈り前はうっそうとしていた場所が海まで見えるほどすっきりと見通しがよくなります。この場所はクマも潜まなくなり、もしクマがいたとしても発見しやすいことでしょう。

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草刈り終了後の景色。オホーツク海の青がきらきら光っています。

草刈り実施後は、感想を共有できるような時間を作り、ねぎらいあったり、活動中に思った疑問をスタッフに聞いたりと、お互いに交流することができました。
クマ活お決まりの集合写真は、いつも以上に素敵な笑顔です!

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5月15日の集合写真
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5月16日の集合写真

今回のクマ活・草刈りには、北こぶしリゾートがクラブパートナーとして応援する、北海道コンサドーレ札幌の皆様にご参加いただきました。
河合竜二CRCには、2021年8月にもクマ活・ゴミ拾いにご協力いただいております!

お世話になっている皆様とも、ともにクマ活に取り組み汗を流しました。
株式会社環境大善
株式会社スタッフ
株式会社日本政策投資銀行
北見工業大学
サッポロビール株式会社
上智大学
北海道放送株式会社
酪農学園大学

知床ウトロ地域の皆様にもご参加いただきました。
一般社団法人 知床しゃり
環境省ウトロ自然保護官事務所様
シンラ(知床自然ガイドツアー株式会社)
ピッキオ知床
ピリカデリック

今回のクマ活の運営サポートのボランティアに、東京農業大学オホーツクキャンパスの学生の皆さんにご協力いただきました!普段、森林や農業について勉強されている学生たちにとってもいい経験となればと思っています。

クマ活は、知床の自然保護管理を担う公益財団法人知床財団の皆様にご協力を頂きながら実施しており、今回のクマ活もご協力いただきました。クマ活の参加費やクマ活グッズの売り上げなどの一部は知床財団に寄付し、知床のヒグマ対策及び保全活動などに充てらる予定です。

次のクマ活・草刈りは6月8日と9日を予定しております!
これからも、北こぶしリゾートはクマ活、知床をつづけていく活動に取り組んでいきます!

クマ活についてはこちら