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吉開菜央×石川直樹 写真映像展in知床

2020.2.23

お知らせ

 

2月22日、写真ゼロ番地 主催の映像写真展「TOP END4」のオープニングイベントが、斜里町ゆめホールにて行われました。

 

お昼前に、ギャラリーでの石川直樹さんによる作品紹介から始まりましたが、作品の撮影に関わった吉開菜央さん、渡辺直樹さん、松本一哉さんもそろい、どのように出会い、知床に引き寄せられ、作品が作られていったのかお話しされていました。撮影が始まる前から、そして撮影する中でも偶然が重なり、その結果、この作品が生まれたのだということが伺い知れました。

 

 

ギャラリーには、撮影するにあたって監督 吉開菜央さんが作成した絵コンテならぬ「紙しばい」が飾られてあり、映画のキーともなる写真もご覧いただけます。

この作品の驚くところが、この4名という少人数で撮影が進められたということです。それぞれがお互いにアイディアを出し意見しあいながら、作成したとのこと。また、助監督 渡辺さんいわく「映像を作るのに肌感覚でできた」そうです。今までは100人規模の現場を仕切っていた渡辺さんですが、今回は準備段階からインタビュー・撮影、そしてこの上映会でも、地域住民の方と交流・協力しながら進めていったそうです。映像に出てくる「赤いやつ」(赤いもこもこした得体のしれないもの)も、地域の方に参加してもらったワークショップで一緒になって作成したとのことでした。作り手の考えも出演された方々の声も、直に伝わってくるような映像だったと思います。

 

 

その後、美味しい軽食をはさみながら、小さなレセプションが開かれた後、「TOP END4」の映画「SHARI」が上映されました。音楽を担当された松本さんによる即興演奏「波紋」から始まり、司会進行がマイクを手に取るのも忘れるほどに観客を魅了しました。

吉開さんと石川さんがご登壇され、「とりあえず見てほしい」ということで、出来立てほやほやの映像を鑑賞しました。

 

 

観客の中には実際に映像に出てくる斜里町民の方もいらっしゃり、特に小学生たちは「あ、○○ちゃんだ!」と声に出しながら楽しんでいました。自分たちや自分たちが知っている人が大きなスクリーンに映ること、映像制作に関われたことはとても貴重な体験だったと思います。

当初は15分ほどの短編映画の予定だったそうですが、完成した映画はなんと1時間の大作!すべての観客が、吉開さん・石川さんを通した新しい知床を感じたことでしょう。

 

是非、皆さんも知床を訪れる前に、またはお帰りの際に立ち寄ってみてください。

 

【吉開菜央×石川直樹 写真映像展in知床】

日時:2020年2月22日(土)から3月8日(日) 午前10時から19時(※月曜休館)

場所:ゆめホール知床 公民館ホール

 

【TOP END 4映像上映 SHARI】

監督  吉開菜央

撮影  石川直樹

助監督 渡辺直樹

音楽  松本一哉

 

平日 11:00 13:00 16:00 18:00(※月曜休館)

土日 10:00 12:00 14:00 16:00 18:00

 

入場は無料、どなた様も自由にご覧いただけます。

 

詳しくは、Facebookページをご覧ください。

https://www.facebook.com/ShiretokoPhotoFes/