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北海道全道でのヒグマ出没について

2021.8.5

お知らせ

北海道・旭川市中心部にてヒグマの痕跡が確認され1か月と少しとなりました。
32万人もの人が住む旭川で、人の活動が集中するJR旭川駅の裏手の河川敷にもヒグマの痕跡が見られております。

北海道新聞「旭川市街地に出没1カ月 クマいまだ駆除できず 発砲難しく決め手欠く」

 

私たち北こぶしリゾートでは、「クマ活」としてヒグマの市街地出没を防ぐ草刈りを行っております。2021年6月にも草刈りを行いましたが、その当日、草刈り地点より居住区に近い場所でヒグマの駆除がありました。駆除された周辺は、高さが2mにもなるイタドリのやぶです。翌日、その地点も草刈りを行いましたが、ヒグマの糞やけもの道が残されており、草藪はすでにヒグマに理想されていたものだと考えられます。草刈りをもう少し早い時期に行っていれば、違う結果になっていたのではないかと考えています。

こちらの記事には、6月のクマ活・草刈りにも参加いただいた酪農学園大学佐藤喜和教授のコメントがあり、草刈りはヒグマに侵入される前に手を打つべき対策」と書かれています。

ヒグマとの共存を目指すためには、生活の中で常にヒグマの存在を意識し、「草が伸びてヒグマが潜むかもしれない」や「食べ物が放置されていてヒグマが食べるかもしれない」など、身の回りの変化にどう気がつけるかが重要なのではないでしょうか。

クマ活についてはこちら