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【クマ活】知床国立公園内美化活動のお手伝いをしました!(2021年7月29日)

2021.8.21

お知らせ

世界自然遺産 知床。
北海道の自然を代表する大型哺乳類
ヒグマの高密度生息地として有名ですが、
知床のヒグマ問題は深刻化しています。
ヒグマの人慣れや
ヒグマ渋滞(ベアジャム)の発生、
市街地への侵入などなど

この問題を解決するべく、
私たちは「クマ活」を行うことにしました!

 

北こぶしリゾートの60年の恩返しとして、
知床をつづけていく活動に本気で取り組みます!!

知床国立公園の保全管理を担う自然公園財団のスタッフのお手伝いとして、国立公園内の美化活動に参加してきました。

今回、ゴミ拾いを行った場所は知床国立公園内を走る国道334号線・知床横断道路です。2名1ペアでトラックに乗り込み、運転しながら道端にあるゴミなどを探します。ドライブをしていると気が付かないかもしれませんが、徐行しながら走ると目に入ってくる自然とは異質な色にトラックを降りて確認、ゴミであれば拾い、という作業をひたすら繰り返しました。

 

クマ活スタッフはウトロ地区からスタートし、上り坂を運転しながらゴミを拾いました。知床峠に到着後、トラックから降りて駐車場内も清掃。風の影響か一か所にゴミが溜まっていました。

このゴミとなったものも、全てがポイ捨てというわけではないと思います。風で飛ばされてしまったりカバンからポロっと落としてしまったり…、そんな不注意も結果としてこういったゴミができる原因となります。国立公園をはじめ、自然を楽しむ際にはこういった不注意にも気を付けながら、自然への悪影響を少なくできるよう努めたいですね。

ゴミの中には食べ物・飲み物の香りが残っているものもあります。野生動物がこの香りに引き寄せられそのままゴミを食べてしまった場合、免疫力が低下し疥癬という皮膚病にかかりやすくなる原因になります。また、ヒグマなど学習能力の高い動物は美味しい香りや味を記憶すると道路上や人前に出没しいやすくなり、最終的に交通事故や人身事故、野生動物の駆除につながってしまいます。

こちらの記事もご覧ください。
BEGLOBEニュース『世界遺産に投棄されたゴミ、その後の行き先に「知らなかった…」と怒りの声続出』

知床の自然を守るためにも、皆様のご理解ご協力をお願い致します。

 

今後とも北こぶしリゾートはクマ活、知床をつづけていく活動に取り組んでいきます!