【北こぶしリゾート×SDGs】ゴミ処理場の見学会を行いました!
2022.1.9
お知らせ
北こぶしリゾートとして、「知床を、つづけていく」ための取り組みを行っております。
客室のアメニティを環境配慮型製品へ変更や、従業員の古着を利用したワクチン支援など、環境を配慮したSDGsの取り組みを実施してまいりました。
【アメニティを環境配慮型製品へ】プラスチック削減の取り組みにつきまして(2021年9月)
【古着deワクチン】社員の服を一斉回収しました!(2021年11月)
「知床を、つづけていく」の取り組みをより強めていくためには、『一番身近な”ゴミ”についてもっと向き合わなければいけないのではないか。』
『世界自然遺産 知床のすぐ隣に立つホテルの社員として、まず私生活のゴミ問題について深く考えなければいけないのではないか。』と感じています。
ホテルから出るゴミはもちろんのこと、私たち社員自身の私生活によるゴミの問題(日々のゴミの捨て方やゴミステーションの使用状況などを含め)において、社員全体として「ゴミに対するリテラシー」が充分にないことが課題となっています。
一人ひとりが「ゴミを少なくすること」、「ゴミを分別し適切に資源化すること」の重要性を理解し、ゴミに対する考え方やそれに伴った行動を変えるきっかけを作るため、「ゴミの行き先」を知るべく、今回ゴミ処理場見学を行いました。
今回、斜里町の資源ゴミを一括して回収している「リサイクルセンター」と、ゴミ処理場施設であるエコクリーンセンター「みらいあーる」の見学を実施いたしました。
また、斜里町役場の方にご協力いただき実際に分別作業をしているところを見ながら、資源ごみやゴミがそれぞれどのように処理されるのか、その結果何になるのか・どうなるのかについて解説していただきました。
11月中旬から4回実施し、北こぶしリゾート職員約130名のうち約90名が見学会に参加いたしました。2022年にも実施を予定しており、職員全員が見学する予定です。
生活する中で、自宅から出たゴミをゴミステーションに運ぶことしか私たちには見えていませんが、今回の見学会で実際にその先の処理を見て知ることで、ゴミのあり方・捨て方を考えさせられました。
斜里町はみらいあーるの中に「最終処分場」があり、燃えないゴミはすべてここに埋め立てています。15年使う予定で建てられ、残りあと6年ほどもつとのことです。
ゴミを埋め立てることは知っていたものの、見学会で実際に見た「最終処分場」の光景は衝撃的でした。斜里岳のふもとに私たちが出したゴミが埋められている事実に驚きを隠せませんでした。
「知床を、つづけていく」の取り組みのために、ゴミを減らすために、私たち一人ひとりの日々お意識によってできることがたくさんあります。
「分別をしっかりして処理しきれないゴミを減らすこと」や「リサイクルできるものは適切にリサイクルされる経路へ私たちが分別すること」。できるだけ長くここみらいあーるの最終処分場を使い、新たに次の埋め立て場所として開拓される期間を延ばすこと。ゴミを知床・斜里の土地に埋めることを最小限にとどめること。
町の取り組みとして各家庭・各企業全体で協力し合い、ゴミのあり方を考え直すことで知床を守ることに繋がっていくのだと、身に染みて感じた見学会でした。
斜里岳のふもとに埋めるゴミの量は、わたしたちの普段の生活を見直すことで大きく変わっていきます。
皆様もペットボトルひとつ捨てる際、ラベルを取り中身をすすぐことから、ぜひ始めてみませんか。
広報担当:髙橋あゆみ