【100平方メートル運動】植樹祭に参加してきました!
2022.5.7
イベント ネイチャー 夏
(画像:知床斜里町役場ホームページより)
「しれとこで夢を買いませんか」
この言葉とともに、1977年(昭和52年)から「しれとこ100平方メートル運動」として植樹活動が始まりました。
開拓跡地を乱開発から守るため斜里町が全国に寄付を募り、知床流のナショナル・トラストとして土地の買い取りがスタート。
自然保護に関心を持つ全国の人々から賛同を得られ、また運動を支援する報道にも後押しされて各地から寄付金が寄せられました。
さらに運動が拡大し、「100平方メートル運動・トラスト」という新たな運動として1997年に再スタートしました。
知床100平方メートル運動について詳しくはこちらをご覧ください。
そんな中、今回私が参加したのは「第24回しれとこ森の集い(植樹祭)」です。
植樹祭とは、運動参加者と地元町民が集まり、世界遺産区域の敷地内に広葉樹や針葉樹などの苗木を一本一本植えるイベントです。
当日は苗木の植え方のレクチャーを受けて、植えた場所にしっかり根を張って大きく丈夫に育つように植え込んでいきます。
実際に知床の土地に苗木を植えることで、森づくりの現場をじかに知ることだけではなく、知床を未来へつなげていくことの実感や、ともに知床の未来を考えていく方々とのふれあいや共感を得ることができ、とても充実した時間になりました。
この植樹祭には、イベント・ボランティア活動への応募、もしくは「しれとこ100平方メートル運動の森・トラスト」への寄付により参加できます。
さらに、このイベントは知床自然センターのアウトドアフィルムフェスと同時開催となっており、知床をさらに楽しみ、森づくりの体験もできるようなものとなっています。
今後、本来この土地にあった原生の森を再生するため、また今ある知床の自然や動植物たちを守り抜き、将来へつなげていくための一歩として、少しでも貢献できるようこれからも活動に参加していきたいと考えています。
「しれとこ100平方メートル運動の森・トラスト」寄付についてはこちら
広報担当:髙橋あゆみ